熱帯雨林の植物を見たり、日本人の温泉愛を感じたり、
ラフレシアが、思ったより小さいとがっかりしたら、
思ったより貴重で満足だった日。
キナバル公園へ
朝、6時半から、ビュッフェ形式のホテル朝食。
プールを眺めながら、優雅に食べる。
海外ドラマの主人公みたい♡
など思うが、料理の盛り付けのセンスが壊滅的で台無し。
7時20分にバスで、ホテル発。
(もう一つのホテルにも迎えに行くので、この度は出発時間が中途半端な時間に終始)
街中、ウォーターフロントをひたすら走り、
途中から山に向かう道路へ。
高速道路的な道路になるべく、工事中とのこと。
作りかけの、陸橋?などが物珍しい。
数年後に再訪することがあれば、あの道路がこんなに立派に!と驚きたい。

キナバル山についての説明を聞く。
やはり、世界遺産でもあるし、地元民の愛着もひとしおのよう。
マレー語で、キナ=中国、バル=未亡人。
中国の未亡人、という意味らしい。
山の上に、すごい宝を持った竜が住んでいた。
中国から皇子が、龍の宝をゲットしに来た。
なかなかゲットできずに、数年暮らすうち、
現地妻ができた。
ある時、龍の宝をゲットすることができ、そのまま妻を残して中国に帰った。
妻は、山で未亡人になったが、ずっと皇子の帰りを待っている。
らしい(ガイドさんの話)。
いや~控えめに言って、皇子、KU☆ZU☆。
むしろ、清々しいまであるよね!!
もう一つの説では、
アキ=おじいちゃん(祖先)、ナバル=山
アキ・ナバル=おじいちゃんの山、が変化してキナバルになった説。
それもあって、『魂が還る山』とされている。
キナバル山の辺りの人は、亡くなるとキナバル山に還るとのこと。
もう、絶対、おじいちゃんの山説が望ましいでしょ。
でも、人間、美しさよりインパクト勝ちなところがあって、
どうしても、未亡人説の方を覚えがちだよね!など思う。
そうこうしているうちに、キナバル山とご対面。
車窓越しだが、どかんとしつつもスッとして、
まさに霊峰(文字より写真を見てくだされ)。
どうせ、また後で見れるのに、見えた!いや、見えなくなった!
反対側だ!こっちに来た!と右往左往。
あと10分くらいで、キナバル山のビュースポットに着くタイミングで、
なんでもない所に降ろされる。
ドライバーさんが、もう少しで雲がかかって、山頂が見えなくなる、
ビュースポットまで行くと、間に合わない、とのこと。

そんなもんか?と思いながらも、ご厚意には甘える。
バッチリ、キナバル山を写真に収める。
数分、停車して再び発車。
キナバル山のビュースポット、ナバルマーケットに停車。
この時点で、すでに山頂は臨めなくなっている。
ドライバーさん、すごいな~。
間に合ったかもしれんけど、確かに、ゆっくり写真撮る時間は微妙だったかもしれん。
と思いながら、雲がかかっていてもキナバル山はキレイだった。

なんでも、朝に山焼きをするらしく、その煙が上に上がるので、昼以降は山頂は見えないそう。
分かるけど、なんとなく、煙が直に雲になる?
感覚として、不思議。
キナバル公園
ナバルマーケットから30分くらいで、キナバル公園に到着。
ここでは、樹に吊り橋がかけられていて、
そのうえを歩く『キャノピーウォーク』が有名。
残念なことに、キャノピーウォークは休止中
コロナ中、観光客がいないので、吊り橋は熱帯雨林に放置。
コロナが終わってみると、オランウータンとか野生動物の遊び場になってた。
かなり傷んで、危険なので、現在修復中。
マレーシアのことだから、いつ修復終わるか、誰もしらないwww。
とのこと(ガイドさんより)。
非常に残念だが、ないものはないので、仕方ない。
高山植物園を歩くことに。

ガイドさんは、もともと、キナバル山の部族出身らしく、
詳しくない、と言いつつも、色々と植物の説明をしてくれた。
今回のガイドさん、独学、主に青いネコ型ロボットのアニメで、日本語を学んで、
後は、日本人を捕まえて話をして、学んだそう。
だが、正直、大学の日本語科で学んだ、等のガイドさんよりも、かなり日本語が堪能だった。
語学やコミュニケーションに学歴は関係ない、というが、こういうことか~、と妙に腑に落ちた。
熱帯雨林の樹木は、年輪では樹齢が分からない。
ウツボカズラの中の水は飲める、毒はない。

食べられないキノコの見分け方、群生せず一個だけ生える。虫などが食べてなくてキレイ。

赤い美の植物、麻薬成分あり。歯が赤くなるが、歯を強くする、ガイドさんの母は好きだった。

ラタンのツル。これから家具など作る。

油が多くて、火が付く種(名前を忘れた)

など。話を聞く。
全部は覚えられなかったが、たくさん話してくれた。
バタフライファーム
再び、バスで数分走る。
ポーリン温泉/バタフライファームに歩いて向かう途中、橋を渡る。
キレイそうな川だが、銀?だか硫黄?だかが混じっているので、魚などは生きられないと。
(ネットで調べてみたが、詳しく日本語で書かれたものはみつけられず。)

ポーリン温泉に到着したが、一旦、素通り。
温泉の奥にある、バタフライファームへ。
通路に、石で蝶々が描いてある。かわいい。

最初に、マレーシアで見られる、昆虫の標本展示。
あまり虫が好きではないので、ぼんやり眺める。
見たことがない虫、どうなってるか形が謎な虫など、色々。
カブトムシや、ハナカマキリなども。
これは、好きな人にはたまらない場所だろうな、と思う。
昆虫好きな人が、うらやましい。

むしろ、昆虫のマスコット?だと思しき、
手作り感満載の人形などの方に興味を惹かれた。
標本館をでると、蝶のエリア。
網で囲ってあって、中で自由に飛んでいる。
マレーシアの国蝶なんかもいるらしいのだが、
色以外の見分けがつかない。
仲間達の反応で、これはどんな蝶なのか、探る。
多分、国蝶にはお目にかかれず。
そもそも、蝶が飛びまくっているので、写真もあまり撮れず。
そもそも、見ようと思うと去ってしまう。
まぁ、動物だから、自分を愛していない人のところには来ないんだろう。
愛されたければ、愛さないといけないけど、
そう思い通りに愛せるわけではないのである。

白いハイビスカスが咲いていて、とてもきれいと思った。
白いハイビスカスは、お墓などに植えるそう。

ポーリン温泉
バタフライファームを出ると、そこはポーリン温泉。
プールがあって、たくさんの人が泳いでいる。
温泉は、上に日よけの東屋が立っている。
あまり、温泉につかっている人はいない。
ポーリンは、竹、という意味らしく、
周囲は竹が多く、手すりやベンチにも竹がデザインされている。

ガイドさん曰く、
第二次世界大戦中に、旧日本軍が、慰労のために掘り当てたそう。
大戦終了後も、地元の人達によって維持されていると。
もともと、ボルネオ島の辺りに温泉文化はない。
温泉施設は、この辺りではここだけ。
ただ、地元民は、常夏で暑いので、あまり温泉に興味はない。
ここは地元でも大人気のスポットだが、
どちらかというと、地元民はプール目当て。
コロナ後に、入場料が上げられて大ブーイングだった。
とのこと。

てっきり、温泉が大人気なんだと思ってたけど、
現地に行くと、まぁ、暑いし、そうだよね、と素直に実感。
そうは言っても、温泉の民、日本人なので、
足湯は堪能する。
というか、足湯的にも、結構温度が高い。
熱い!と言いつつも、だんだんと気持ち良くなる。
ただでさえ暑い〔気温30度〕のに、より暑くなる。
が、このぽかぽか具合は、とても気持ちが良い。
上がった後は、とにかく暑いので、
ガイドさんがお土産でくれた、団扇が大活躍する。
この団扇は、すごくコンパクトになるし、この夏、大活躍だろう。
ランチ~マレーシア・サバ州、カダザン料理
ランチは、マレーシア・サバ州の先住民族の料理である、
カダザン料理を頂く。

この先、何種類かのマレーシア料理を頂くのだが、
正直、マレーシア料理の違いが良く分からなかった。
だが、どの料理もとても口に合っていた。
野菜がたくさん、煮たり、炒められたり。
暑い土地なので、腐りにくいように、酢、塩、唐辛子がたくさん入っている。
とはいえ、香辛料的なものが少ないからか、
味は、主張があまり強くなく、素材の味が生かされている・・ような感じ。
窓はオープンで、外の熱帯雨林を眺めながら食べる。
この感じも、よりおいしく感じられた。

ラフレシア
ランチの後、ラフレシア農園へ。
立派な公園なのかと思ったら、
個人の庭に咲いたラフレシアだそう。
オープンガーデンなのね・・・。
ラフレシアは、年に5日しか咲かない。
2日目が、一番良い状態だそう。
何か所か、ラフレシアの庭があって、
その日に咲きそうな場所があれば案内するそう。
なので、旅行中に満開のラフレシアを見られる確率は、そう高くはないと。
そういう事情なら、確かに、立派な公園を作っても、
開花のコントロールがかなり難しそう。
オープンガーデン形式が、合理的かもしれない。
当日(2026年3月29日)は、ちょうど2日目のラフレシアがあると。
私有地に入るあたりなのだろう、
道の入り口に小さな小屋があり、そこでチケットを買う。
腕に、紙のブレスレットを巻く(イベントで良くみるやつ)。

なぜか、かなり大きい池の上を通る。
ティラピアがたくさんうごめいている池である。
養殖でもしてるのかな。
マレーシア料理で、使うのかな。
熱帯雨林の中を、5~10分、奥まで歩く。
途中で、巨大がラフレシアのオブジェがあったり、
ラフレシアの標本があったり、
ラフレシアの種類や生態のボードがあったり。

個人の庭とは思えない、まずまず本格的な仕上がり。
ラフレシアに種類があるとは、考えても見なかった。
薔薇でもなんでも、下位分類があるもんな、当たり前だけど、全く思いつかなかった。
と、良く分からないなりに、やたら関心した。
ざくざく進んで、いよいよラフレシアとご対面。
ラフレシアは、花というか、キノコの一種らしい。
太陽が当たると、溶けるので、日よけの小屋の中にいる、と。
アホ丸出しだが、何なら、人間食べられそうな大きさだと思っていたので、
感想は、ちいさ!!の一択。
いや、冷静に考えると、花としては大きいのだが、
距離があることもあって、より小さく見える。

ここのラフレシアは、小さいほうの種類らしい。
ほ~ん。そんなら仕方がないか。
あまりに小さいので、一旦、興味を失う。
しかし、皆が盛り上がっている様子をみて、
だんだんとまた興味が出てくる。
行列に並んで、二度見する。
二度見すると、やたらかわいく思えてくる。
花なんだが、なんかぷっくりしててカワイイ。
一緒に写真を撮ったりして、満足。
ラフレシアは、かずらの樹の根っこから生えるらしく、
次世代のつぼみが近くにあることを教えてもらう。
再び、大騒ぎ。
見たことないものを見るのが大好き。

そのあと、5日目のラフレシアもある、とのこと。
移動する。
5日目のラフレシアは、なんていうか、かなり腐ってる感。
ラフレシア・ゾンビという感じ。
絵を描いたら、コバエなんかを周りにぶんぶん飛ばす。
(見たときは、別に虫は目に見えては集ってない)

その近くには、もう花が落ちた塊状のラフレシアも。
メスの株はなくなって、オスの株が塊状で残るらしい。

始まりから終わりまで、
ラフレシアの一生のテーマパークであった。
タイミングもあるのだろうが、
かなり満足。
夕食~ホテルへ
一通り観光を終えて、バスで移動。
良い天気だったのに、激しい雨が降ってくる。
この度の間、雨は何度か降ったが、基本的にバスに乗っているときで、ラッキー。
雨が上がって、夕刻頃、
遠くの方で、山の尾根にそって雲が滝のように流れ落ちる。
滝雲!!と、動画なり撮ろうとするが、
山道で方向が変わるため、撮れず。
くちおしい。
暗くなって、ホテル近くのレストランに到着。
夕食は、マレー料理。
失礼ながら、アホなので、カザダン料理と違いが分からないが、
(やや、中華っぽい?)
こちらも、うまい!うまい!と夢中で食べる。

のんきに過ごしていたが、
ガヤ・ストリートで、明日の朝、サンデーマーケットがあることを知る。
ガヤ・ストリートは、SNSなんかで見て、マーケットがすごく楽しそうだった。
毎日開かれていると思いきや、日曜のみらしい。
言われてみりゃ、サンデーマーケットだもんね・・・
明日の出発は、やや遅めなので、張り切って早起きすることに。
